コート上は70℃。ペットボトルの底が溶け、水が流れ出す。ランキング1位のジョコビッチは練習コートで卵が焼ける写真をツイート。暑さのあまり嘔吐や失神する選手も。選手だけではない。ボールボーイまでもが倒れる記録的暑さで、棄権者が続出し、一時中断を余儀なくされた。「意識が朦朧とした」2回戦の試合後、錦織圭はインタビューに応じた。それでも、できる限り短時間で体力の消耗を減らそうと最初から飛ばし、2、3回戦はともにストレート勝ち。3年連続ベスト16進出を果たした。4回戦は第1シードのナダルと対戦する。猛暑という予期せぬ強敵を乗り越えた錦織に、再び“厚い”壁が待ち受ける。
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